対応メッキ処理一覧
様々な金属に対応できる処理技術でメッキ製品をご提供いたします。
亜鉛メッキ
当社は地元の企業体質に合わせた「精密部品」へのメッキ製品が多く、精度にあわせた「機能メッキ」を中心に日々作業しております。その結果、大型ラインではなく小型で小回りの良い形で、バレルメッキでは800×φ400のバレル5連、静止浴では2,000×100×100という寸法の浴槽をメインで使用しております。一例といたしましては、亜鉛メッキにも関わらずバレルメッキにて、1~3ミクロンの寸法精度で亜鉛クロメート処理の施工を実現しております。
また、当社の亜鉛メッキ浴は全てシアン浴です。密着不良の心配が限りなく少なく、レベリングがあり、優れた均一電着性を有しています。公害問題によってジンケート浴が標準になっていく中、当社は厳しい排水基準をクリアして最も優れたシアン浴を使い続けています。
●クロメート処理
●有色クロメート処理
●無色クロメート処理
●黒クロメート処理
★各種クロメート処理)
⇒ROSH対応クロメート処理(有色クロメート・無色クロメート)
⇒ROSH非対応クロメート処理(有色クロメート・無色クロメート・黒クロメート)
精度要求型のメッキラインです、シビアな規格のメッキにご利用ください。
また、多品種小量、短納期に存分に対応できます。
スズメッキ
当社のスズメッキは【バレルメッキ法】メッキは光沢スズメッキで、小型バレル400×φ250の寸法にて4連、吊るしメッキ浴槽にて手作業により処理しております。最近のハンダメッキ離れにより、ハンダメッキの代替として復帰し、銀メッキと並んで注目されております。
小型バレル400×φ250の1連という小さい浴ですが、無光沢スズメッキも保有しております。
金メッキ
SUS用のダイレクト金メッキ槽(24K)が特殊性の高い製品に対応できるように用意してあり、直接人体などに触れる部品の金属アレルギーの対処として活用されています。バレルは300×φ250と穴無し傾斜バレルにて作業。変形などの発生防止に対処しています。
さらに、無電解金メッキ法は特に接点や宝飾品などの「純金メッキ」に使用されます。
また、金メッキの部分メッキも承っていますのでお気軽にご相談ください。
★金メッキ各種(無電解金メッキ・電解金メッキ⇒通常の金メッキおよびSUS用ダイレクト金メッキ)
銀メッキ
当社の銀メッキは【バレルメッキ】の350×φ200の小型バレル3連使用と、【吊るし(ひっかけ)メッキ】を施工しています。
精密通信機器の接点、端子などに幅広く御活用頂けます。
ニッケルメッキ
当社の電気ニッケルメッキはワット浴で、光沢浴4連を設備しております。
様々なメッキ厚に対応するために半自動作業により、処理設定が均一でない様々な単発製品などの途中メッキ膜厚管理ができるようになっております。膜厚管理においての実績は自動機ではこなせないシビアな管理ができます。
また静止浴もあり、1,500×800×900で施工しています。 このラインの主な製品は車載用ですので、言うまでも無く非常に厳しい品質管理の下で日々作業しております。
銅メッキ
当社の銅メッキは、バレル4連と静止浴がございます。ご依頼頂く製品によって仕様を変えております。半自動によって、メッキ厚指示が0.5ミクロン~1ミクロンなどのメッキも可能となっております。10ミクロン~20ミクロンという厚付けメッキ指示製品も勿論可能で、実績は高く評価されております。
無電解ニッケルメッキ
当社は、その地域性から、多品種小量に対応するために「バッチ式メッキ」を採用しております。
これにより、製品の大きさ重量により、タンク容量の大きさを変え、多品種、小量、短納期に対応しております。またバッチ式の利点として、製品の仕上り状態が自動ターン浴式と異なり、非常に綺麗に仕上がります。また無電解金メッキも極小ロットより施工いたします。お気軽にご相談くださいませ。
※その他
★濃黒色無電解ニッケルメッキ(濃黒)⇒六価クロム非含有(鉛400ppm)
★薄黒色無電解ニッケルメッキ(艶黒)⇒六価クロム非含有(鉛400ppm)
キリンス処理
銅・真鍮の表面の平滑化および変色防止を目的とする処理です。パイプ状の内面の研磨もできるメリットもあり、バリなどに対してもRにすることもできるため、プレス後の処理などに広く応用が利く処理として活用されています。
化学研磨
当社では、「鉄」「真鍮」「ステンレス」「鉄」「真鍮」「アルミニウム」などの素材の液体による化学研磨を行っています。
アルミウニムは梨地ですが、他の物は、光沢を出すため、あるいは「バリ」除去、寸法の調整に使用しています。
超精密な部分のバリ除去らは十分に適合している「研磨法」です。真鍮においては、油の除去と酸化皮膜除去→クロム酸による変色防止により対変色にも対応しています。
アロジン処理
アルミニウムの塗装下地処理が主たる目的の「アロジン処理」は、#1,000番(無色)#1,200番(有色)にわかれており、お客様のニーズにお答えしています。また、その利用の方法には、塗装をせずに機械内部へそのままでの対応もできコストの低減のための利用もできます。
★三価アロジン処理および六価アロジン処理
その他の処理
★パーカライジング
金属表面にリン酸塩の薄い皮膜を生成させ、 金属の耐食性・塗料の密着性を向上させる塗装前処理です。
★アロジン処理
アルミ材の表面に塗装などに適した微細な凹凸を生成する処理です。
★洗浄(スケール除去・錆取り・脱脂処理)
SUS・アルミ・鉄・亜鉛鋼板などの洗浄処理を行っております。
★不動態化処理 ステンレス材の耐食性の向上のために、表面に不動態皮膜を形成する処理です。
様々な母体に対応
鉄(焼入、焼鈍し)
窒化処理された物
銅
真鍮などの銅合金
コバール
超硬
アルミ
各ステンレス
ダイヤモンド焼結体 etc…
主なメッキ槽のサイズ
亜鉛 | ラック | 1900×700×700 |
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バレル | 3 連 | |
ニッケル | ラック | 1600×800×1100 |
バレル | 3 連 | |
無電解ニッケル | 丸 | 320×340×340 |
四角 | 510×390×4QQ | |
長方形 | 1000×400×1000 | |
スズ | ラック | 600×450×350 |
バレル | 3 連 |